「ドラゴンスケープ」というスマートフォン対応アプリゲームをプレイしてみましたので紹介していきます!!
ファンシーな姿をした小さなドラゴンたちと共に神秘的な光景の島を探索し、開拓していくゲームです。
紹介文では「ドラゴンを合成し、発見するカジュアルなエナジー探索ゲーム」とありますが、どちらかと言えばドラゴンよりも探索、開拓がメインに寄っている内容でした。
グラフィックは3Dによく似た2Dといった印象です。
パズルゲームアプリの広告でもよく見かけるような、顔立ちがハッキリしており彩度の高いアメリカンテイストの画風が印象的です。
アプリ起動後のダウンロード画面ではアメリカンテイストの美麗なイラストがシーズンイベントに合わせて変化するようでした。
Google play等のストアの紹介文では接続詞などがめちゃくちゃになっている不思議な日本語を使用して紹介されていたため最初は不安に思うかもしれませんが、ゲーム内の翻訳はしっかりとされていました。
文章に破綻もないので小学生でもゲームの意図やストーリーを理解しやすいのではないでしょうか。
ゲームは主人公が島に到着するところから始まります。
どこからか不思議な声がすると、周りを探索してみると島の奥から聞こえているようでした。
島の奥に行くために、時間経過で回復する体力を使用して草刈りや柵の撤去を行うのがこの後も継続して行われる基本の遊び方です。
島の開拓が進み、奥へ向かうとピンク色のキュートなドラゴン(ペットドラゴン)と出会います。
このペットドラゴンと一緒に島の開拓を進め、ドラゴンの仲間たちを探すことがメインストーリーの軸となるようですが、序盤ではなかなかドラゴンの種類が増えないためドラゴン目当てにプレイするのであれば物足りないかもしれません。
ファンタジーな世界観の鉄腕D○SHという認識で始めた方が良さそうです。
最初は「家」と呼ばる物語の基軸となる小さなエリアしか開拓できませんが、ストーリーが進むにつれて他の孤島に向かい開拓することが出来るようになります。
とはいえ、最初のエリアである家付近すら小さすぎるわけではないので1つのエリアを全て開拓するまでにも相当な時間が必要となりそうです。
家エリアを開拓しきる前に、ストーリーの都合で他のエリアに向かうことになったりと中途半端になってしまうのが少し惜しい点かと思います。
もちろん、元いたエリアに戻って開拓することも出来るので、中途半端にしたくない!という方はストーリーを少し中断し、開拓に専念するのも良いかもしれません。
この辺りの自由度の高さはプラスの評価です。
しかし、ただ島を開拓するだけでは人間は生きて行けません。
ですので、畑で作物を作ったり、工場で小麦から小麦粉を作り、そこからパンなどの食物を作ったり、それらを売ってお金にすることも重要です。ファンタジーな世界観に対して、小麦から段階を踏まないとパンを作れないところが妙にリアルでした…。
作物の種や、島での暮らしを豊かにする施設を建てるにも多くのお金が必要なようで、収穫しては売り……生産しては売り……そしてその合間に開拓、とやらないといけないことは山積みです。
ゲームの中でも世知辛いですね……。
畑や施設は自分の任意の場所に移動することも出来ますし、樹木を植えることもできるので、デザインすることが好き方は凝った島のレイアウトを作成して遊ぶことも出来るのではないでしょうか。
もちろん、レイアウトセンスが無くてもプレイに特に問題は無いので大丈夫です。
最初から全てが自由に遊べるというわけではなく、ストーリーを進めるための指定のタスクもあるため何をしたら良いか分からない、といったことで詰まることはない仕様になっています。
また、タスクの内容で何をしたらいいのかわからない際には?マークをタップすることでガイドが出ますので非常にわかりやすいです。
島を開拓するために使用する体力は時間経過で回復しますので、他のゲームの合間など、自分のペースでのんびりと進めることができます。
また、課金をして体力を買うことも出来るので一気に進めたい!という少しせっかちな方にはそちらの方法もオススメです。
ヘイデイなどの農業系ゲームに似た感覚で難しいことを考えず、片手間に遊べるので忙しい人にもプレイしやすいゲームだと感じました。
また、パズルなどの複雑な要素や、恐怖演出・教育に悪影響を与える演出もないため、幼い子でも感覚で遊べる印象です。
スマホやパッドのある生活にやや慣れ始めたお子さんがいる場合、ご家庭での話題作りも兼ねて親子でご一緒に遊んでみるのはいかがでしょうか。