戦争なんてものは、世の中に無いに越したことはないもの、人と争うのを歓迎するなんておかしい。そうやって頭ではわかっているのに、ゲームの中で何かと戦うのは、どうしてこうも面白いのでしょうか。
今も戦乱の最中にいる人々には非常に申し訳ないかもしれませんが、ゲーム内での「戦い」には人を惹きつける何かがあるのです。現に、リアルでは無いに越したことはない「戦争」をテーマにしたゲームも世の中にたくさん出回っています。
さて、今回紹介する「WARPATH –武装都市–」も、「戦争」をモチーフにしたゲームの一つです。
この「WARPATH -武装都市-」は、世界を支配する悪の軍団を倒すため、軍の司令官となって基地を拡張したり、基地の周りに現れる敵軍と戦ったりする「新・没入型戦争シミュレーションRPG」です。
仲間たちを率いて、世界を悪の軍団から取り戻しましょう!
「WARPATH –武装都市–」はどんなゲーム?
このゲームは、大戦終結直後の世界が舞台となっています。
世界各国が経済危機に陥る中、ヨーロッパ各地に潜んでいた悪の組織「レイヴン」が動き出します。
レイヴンは、圧倒的な軍事力で世界の国々に攻撃を開始し、残虐な方法で人々を支配するようになりました。秩序の無くなった世界には、再び戦争が巻き起こります。
そしてプレイヤーは、レイヴンを倒さんとする軍の司令官となって、仲間たちと共に、レイヴンを討つための戦いに身を投じていくことになります。
それぞれの正義がぶつかり合って泥沼みたいな展開になるゲームも多いですが、このゲームは正義対悪の構図がしっかりできているので、精神的なダメージは少なくて済みますね。
プレイヤーは、自分の基地を強化したり、強化に必要な資材を採集したり、そしてマップ上に現れるレイヴンの部隊と自分の軍を交戦させたりと、様々な仕事をこなしてレイヴンと戦っていきます。
とはいっても、難しい操作はありません。簡単な操作で、本格的な「戦争シミュレーション」が遊べるゲームなのです。
世界の命運がかかったこの戦争に勝ち残りましょう!
「WARPATH –武装都市–」のゲームの特徴
このゲームの最大の特徴を挙げるとするならば、それは「本格的な軍事兵器の描写」でしょう。
この「WARPATH -武装都市-」には、第二次世界大戦で使われたものを中心に、銃、戦車、戦闘機など数百種類の兵器が登場します。兵器は美麗なグラフィックでリアルに描写されているので、ミリタリーの知識がある人なら気分も一層盛り上がることでしょう。
さらに、「VIII号戦車マウス」、「T-43 戦車」など、性能を期待されながらも実際に戦場に出ることはなかった兵器も登場します。ミリタリー好きな人からすれば、伝説の兵器を使って戦うなんて、ロマンの塊みたいなシチュエーションではないでしょうか。
また、兵器の強化や改造、パーツ装着によるグレードアップなども可能です。
ちなみに、敵との戦闘のための部隊は、「編成」の欄でスロットに兵器を配置することで編成できます。強い部隊を作って敵をやっつけてしまいましょう。
さて、このゲームのゲームシステムについても説明しましょう。
とはいっても、このゲームは、アプリゲームでよくある「ストラテジーゲーム」のシステムを踏襲しており、複雑な操作は必要ありません。
基地内に建造物を建てたり、すでにある建造物をレベルアップさせたりして戦力を強化し、マップ上で資材を集め、そして、マップ上にいる敵と戦う。王道のストラテジーゲームそのものです。
ストーリーは、提示されるミッションを一定数クリアすると進むようになっていて、そのミッションに従ってプレイすれば、順当に戦力強化や戦闘ができます。
変わったところがあるとすれば、「偵察」という要素があるところでしょうか。
実は、このゲームのワールドマップは、最初はあちこちが霧に覆われていて、霧に覆われた場所は探索することができません。しかし、偵察機を飛ばして土地の様子を確認することで霧が晴れ、土地の探索が可能になります。
この「偵察」の要素は、リアルタイムストラテジーであることゲームでは、戦局の考察に大きく貢献してくれることでしょう。
また、他のプレイヤーとの協力要素ももちろん用意されています。
「WARPATH –武装都市–」はこんな人におすすめ!
この「WARPATH -武装都市-」をおすすめするとしたら、まずはやはり「ミリタリーが好きな人」におすすめしたいです。数多くの兵器がリアルに描かれているので、ミリタリーの知識がある人でも満足できると思います。自分の好きな兵器を見つけてにやりとしてしまうこともあるかもしれませんね。
また、「ストラテジーゲームが好きな人」にもおすすめできます。基本的な操作は、ストラテジーゲームの王道のシステムを踏襲しているため、そういうゲームが好きな人なら。すぐに操作に慣れることができるでしょう。
ミリタリーの知識がある人は楽しめる、とは書きましたが、もちろん、ミリタリーにあまり詳しくないという人でも問題なくプレイできるので、安心してくださいね。
「WARPATH –武装都市–」を遊んでみた感想
さて、私もこのゲームを遊んでみました。
一見すると硬派な戦争シミュレーションに見えたので、どんな難しいゲームなんだと身構えましたが、蓋を開けたらストラテジーゲームでした。ストラテジーゲームは何度か遊んだことがあるので、すぐに操作に慣れて、サクサクストーリーを進めていけました。
グラフィックの美しさにも惹かれましたが、私が何より面白いと思ったのは、登場人物たちのボイスが全て英語だったことです。
日本が舞台ではないので、キャラクターが英語を使っているのはかなり自然でしたし、なにより、ハードボイルドな洋画を見ているような感覚でゲームをプレイできました。
最近は日本語がおかしくなっている外国製ゲームも多いと感じていましたが、まさか登場人物全員英語をしゃべらせよう、なんて発想はなかったので感心しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「WARPATH -武装都市-」は、ストラテジーゲームとして手軽に遊べるゲームながら、兵器の描写がリアルで、ミリタリー好きを惹きつける魅力のある素敵なゲームでした。
皆さんも、ぜひプレイしてみてくださいね!