「三国志グランバウト」を遊んでみた! ゲームの魅力を徹底解説!
漫画、アニメ、ゲームなど、数多くのサブカル作品のモチーフになっている「三国志」。もともとは西晋の官僚・陳寿が編纂した歴史書のことですが、この歴史書をもとに、様々な脚色が加えられた「三国志演義」という小説が発表されて人気を博し、現在では小説の方のイメージが強くなっています。
なんにせよ、劉備や曹操など、戦乱の世を駆け抜けた英雄たちの姿は、今もなお多くの人を惹きつけています。
今回紹介するゲーム、「三国志グランバウト」も、そんな「三国志」をモチーフにしたゲームの一つです。
この「三国志グランバウト」は、領主となった主人公が、荒れ果てた領地の復興や敵の城への攻撃などを行い、天下統一を目指すストラテジーゲームです。
仲間たちと共に、群雄割拠の時代で生き残りましょう!
「三国志グランバウト」はどんなゲーム?
ゲームを開始すると、まず、自分のアバターと、所属する国(魏・呉・蜀)を訊かれます。どの国に所属してもゲームの内容に違いは出ません。ただ、プレイヤー同士の対戦システムがあり、もちろん三国は敵同士なので、お友達とプレイするなら所属する国をあらかじめ決めておきましょう。
次はストーリーを見ていきます。
プレイヤーは、名君だった父の病死により、いきなり領主を継ぐことになってしまいますが、いかんせん戦乱の世。領地は荒れ果て、新米領主であるプレイヤーに着いてきてくれる家臣も民もいません。途方に暮れるプレイヤーの前に、リンカと名乗る不思議な少女が現れます。何が不思議かというと、彼女には狐の耳と尻尾が生えているのです。
訝しがるプレイヤーに、「自分は精霊であり、父君の手伝いをしていた」と説明するリンカ。彼女と協力することにしたプレイヤーは、リンカにおだてられるままに天下統一への道を進んでいくことになります。
内政で領地を発展させ、マップ上では賊狩りや資源採集をして……というストラテジーゲームの定番な操作の他、他のプレイヤーと協力して敵の城を攻めるモードも搭載されていて、より深く三国志の世界を体感できるゲームとなっています。
天下統一を成し遂げるのは、果たして誰なのか……それは、あなた次第です!
「三国志グランバウト」のゲームの特徴
このゲームの基本的なシステムは、定番のストラテジーゲームを踏襲しているので、その手のゲームを遊んだことがある人ならすぐに慣れるでしょう。
ワールドマップからは、領地を運営するための資源を集められます。また、マップ上をうろつく蛮族を討伐することで、戦ってくれる武将を強化するためのアイテムも手に入ります。
内政モードでは、領地に新しい施設を作ったり、施設をレベルアップさせたりできます。資源を作る施設や兵士たちの回復をする施設、さらには、武将たちに装備させられる武器を作成する施設なども作れるようになっていきます。
ちなみに、このゲームは領地の模様替えシステムも搭載しています。施設は自分の好きな場所に建造・移動することができ、また、装飾用のオブジェクトで、領地を華やかに飾り立てることもできます。自分だけの素敵な領地を作るのも楽しそうですね。
また、戦ってくれる武将たちは、レベルアップやスキルの強化はもちろん、レアリティのランクアップもできてしまいます。最初はレアリティの低い武将も、頑張って育てれば最高レアリティにできるのは嬉しいところです。
さて、資源集めや内政、武将の育成などで「君主レベル」を上げていくと、他のプレイヤーとの協力組織「軍団」に入れるようになります。というか、このゲームは軍団に入ってからが本番です。
軍団には、同じ国に所属するプレイヤーが集まっており、入ることで、「攻城戦」という他のプレイヤーとの協力プレイに参加できるようになります。この攻城戦こそが、このゲームの最大の売りなのです。
その名の通り、敵の城を攻め落とすことが目標となるのですが、フィールドには様々なギミックがあり、また、戦況は刻一刻と変わっていきます。自分の部隊の配置や味方の軍の行動、敵の位置など、戦況を分析し、最良の行動を取らなければなりません。その場その場での判断力が養われそうです。
ちなみに、ソロプレイで攻城戦の練習ができるモードもあるので、いきなりの参加が怖い人はそこで経験を積むといいでしょう。
「三国志グランバウト」はこんな人におすすめ!
このゲームをおすすめするとしたら、まずはやはり「三国志が好きな人」にでしょう。
三国志でおなじみの武将たちが、自分と共に戦ってくれるのは、ロマンがありますよね。領地経営と攻城戦の組み合わせで、よりリアルに、戦乱の世に身を置く体験ができるのもおすすめポイントです。
あと、「ストラテジーゲームが好きな人」にもおすすめしたいのですが、特に、「そのゲーム独自の要素があるストラテジーゲームを遊びたい人」には刺さるゲームだと思います。
世の中にはストラテジーゲームが溢れていますが、オリジナリティに欠けるゲームも数多くあります。攻城戦というリアルタイム戦略モードを搭載しているこのゲームは、「ゲーム独自の味」を出すことができていると思います。
あとは、「友達同士でわいわいゲームをしたい人」にもおすすめです。このゲームの売りは、他のプレイヤーと協力できることです。友達と攻城戦をプレイするのも面白いかもしれませんね。ただし、事前に所属する国を決めるのを忘れずに!
このように、たくさんの人のおすすめできるゲームだと思います。
「三国志グランバウト」を遊んでみた感想
さて、私もこの「三国志グランバウト」を遊んでみました。
私は「三国志」の知識があまりないので、うまくプレイできるか不安でしたが、基本的には王道のストラテジーゲームなので割とサクサク遊べました。
内政パートで模様替えができるのが嬉しくて、色々いじって遊んでいるうちに、かなりの時間が経ってしまっていた、なんてこともありましたね。
ただ、攻城戦やソロでの練習モードは結構手こずってしまいました。リアルタイムで戦略を練るのがあまり得意ではないので、慌てる場面も多かったです。このままプレイし続けたら、素早い判断力が身に着くかもしれません。
あとこれは個人的な感想なのですが、リンカちゃんが可愛いです。精霊なんてファンタジー要素が、三国志の世界に自然に溶け込んでいるのは、彼女の可愛さの賜物かもしれません。グラフィックが綺麗なのも、ポイントが高いです。
これからも、末永く遊んでいけたらいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「三国志グランバウト」は、ストラテジーゲームとリアルタイム戦略シミュレーションを掛け合わせた一風変わったゲームで、色々な人が楽しめるポテンシャルを持っていました。
皆さんも、ぜひプレイしてみてくださいね!